ブーケと、結婚式1年後サプライズの赤バラを ロイヤルホールヨコハマの花嫁様へ
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ロイヤルホールヨコハマの花嫁様へお届けした、サーモンピンクの生花のセミキャスケードブーケ。滝のように流れる形に、くすみピンクとルージュ色を重ねた、秋の日のブーケです。

コスモスとバラがお好き、というところから始まったブーケでした。
サーモンピンクからくすみピンクへ、少しずつ色を渡らせて、その中に濃いルージュ色を落とす。緑は、まっすぐな葉ではなく、秋らしい深い色のものを。実も少し。
ひとつずつ、香りの良いバラを組み立てていく。
そういう、幸せな仕事でした。
挙式の翌日に、花嫁様から
挙式の翌日、花嫁様からメッセージをいただきました。掲載のご許可をいただいて、原文のままご紹介します。
岩橋様 こんにちは!
バタバタしてしまって余裕がなく、お礼が遅くなってしまってごめんなさい
昨日、無事にブーケを受け取りまして、大変素敵なブーケと共に結婚式を終えることができました…!!プランナーさんにブライズルームへ届けて頂いた瞬間からもう本当にその華やかさとインパクトに興奮しきりで、色味やお花の形、ブーケ全体のシルエット、全てが私の好みど真ん中で、夫とも式が始まるまでずーっと、可愛い!可愛い!と言い合っていました!
披露宴中もずっと持っていたいくらいにとっても印象的で、式が終わってからもブーケの写真ばかり見返しております
アフターブーケとして手元に残すことに決めてよかったなと改めて思っております!!
両親に贈呈したフラワーギフトも、とても喜んでもらえました
何から何まで本当にたくさんお世話になりました!ありがとうございました
嬉しい。
ありきたりだけど、やっぱりここなんだと思う。
自分の仕事はいつもいつも、ここに向かってボールを投げている。たった一つ、このためだけに。
こんな言葉をいただけたら、もう全部が倍になって返ってくるようなものです。
このブーケは、そのあと押し花に加工して、おふたりのお手元へ。半年ほどかけて、飾って残せる形になりました。
そして、1年3か月後
ここからは、その続きのお話です。
ある冬の日、ご主人様からご連絡をいただきました。
結婚記念日に、奥様へ花束を贈りたい。赤いバラを12本で、と。
結婚式のブーケを頼んだ花屋に、1年以上たってからもう一度連絡を取って、奥様へのサプライズを頼んでくださる。
そのこと自体が、もう、なんというか。

赤い薔薇といっても、たくさんの種類があります。どの品種にしようか、例によって迷いに迷いました。
結婚式のブーケをご注文いただいたとき、花嫁様がチョコレートコスモスを気に入って、これを入れたいとおっしゃっていた。
それを思い出して、悩んだ挙句に選んだのが「アマダ+」という品種です。
スペイン語で「最愛」を意味するこのバラは、大輪で、存在感があって、花びらの縁がチョコレートコスモスのような、こっくりした黒赤色をしています。
もっと朱赤のバラもあるけれど、このバラの咲き加減を、お好きなんじゃないかなと思って。
たくさんの生産者さんがいらっしゃるなかから、この時期ならこちらかなあと思う、一押しの産地さんのバラを選び抜いて、お送りしました。
12本の赤い薔薇を贈るのは、プロポーズです。
結婚記念日に、あらためてその花束を奥様へ。
奥様からの、お手紙
ご主人様から、お写真と「妻からです」というメッセージの、掲載のご許可をいただきました。原文のままご紹介します。
岩橋様、ご無沙汰しております。
この度はとってもとっても素敵な花束をありがとうございました!まさかこんなロマンチックなサプライズを夫がしてくれると思っておらず、最初渡された時はびっくりしすぎて棒立ちでした笑(そしてその後感極まりすぎて夫の前で初めて嬉し泣きをしました)
薔薇一輪一輪が本当に大きくて、抱えきれないほどの大きな花束に、一会さんのサービス精神と夫の愛を感じて本当に嬉しかったです。
自身の下の名前に「花」の漢字が入っているのですが、結婚式で素敵なブーケと巡り会えたことで自分の名前がより好きになれましたし、昨年産んだ娘にも同じ「花」の漢字を使って名付けたので、この子にもこれから先たくさん素敵なお花との思い出が作れたらいいなと思っております。
これから先も結婚記念日の度に、この特別で素敵なギフトの思い出を振り返りながら、家族で月日を重ねていきます
本当に素敵なお花をありがとうございました!

お名前に「花」の字がある、と教えてくださいました。
結婚式で素敵なブーケと巡り会えたことで、自分の名前がより好きになれた、と。
花屋をしていて、こんなことを言っていただける日が来るとは思いませんでした。

そして、お母様と同じ「花」の字を持つ、赤ちゃん。
ブーケは、たった一日の花です。
その日が終われば、しおれて、片づけられて、終わってしまう。
でもこのおふたりの場合は、少し違って、
それは押し花になって手元に残り、1年3か月後には赤い薔薇になってもう一度届いて、そのとなりで、赤ちゃんが、すやすや眠っている。
なんて素敵な、光景だろうと思います。
その積み重ねの、いちばん最初の一日に立ち会わせていただけたことを、ありがたく思います。
おふたりと、お花の名前を持つお嬢様のこれからに、たくさんの花が咲きますように。お祈りしています。
ありがとうございました。
結婚式のその後も、続いていったブーケ
▶ 押し花に残したブーケ マンダリンオリエンタル東京の花嫁様へ 灯
▶ 結婚記念日の花束|15周年に、15種の花を束ねて
▶ 卒花嫁様レポ セミキャスケードブーケ 軽井沢石の教会の花嫁様へ 台風の中、東京駅でブーケの受け渡しを
よくあるご質問
Q. セミキャスケードブーケは、どんなドレスに似合いますか?
A. セミキャスケードブーケは、キャスケード(滝)の流れを短めに仕立てた形です。長いキャスケードより軽やかで、Aラインやプリンセスラインのドレスによく似合います。歩くたびに裾が揺れて、後ろ姿まで華やかに見えるのが持ち味です。形ごとの違いは ウェディングブーケの種類12選|ドレスとの相性・選び方を白金台のブーケデザイナーが解説 で写真つきでご紹介しています。
Q. 秋の結婚式には、どんな色のブーケが合いますか?
A. 秋は、同じピンクでも少しくすんだ色みも似合う季節です。このブーケのように、サーモンピンクからくすみピンクへ流して、濃いルージュ色を一点落とすと、全体が引き締まります。緑を明るい黄緑ではなく深い色にして、実ものを少し加えると、季節感がはっきり出ます。
Q. 結婚式のあとに、結婚記念日の花を頼めますか?
A. はい。一会では、卒花嫁様からのご依頼を毎月いくつも、たくさんいただいています。結婚記念日、お誕生日、ご出産のお祝いなど。
打ち合わせのときにどんなお花がお好きだったかは、こちらに記録が残っています。この記事の花束も、結婚式の打ち合わせで花嫁様が選ばれた花の色から品種を決めました。
Q. 挙式で持ったブーケを、形に残すことはできますか?
A. できます。この記事のブーケも、挙式当日にそのままお預かりして、押し花に加工しています。押し花のほかに立体保存などの方法もあり、仕上がりまでの期間や価格は加工の種類で変わります。詳しくは ブーケのリメイクとは 結婚式後のブーケ保存方法と種類、価格について をご覧ください。