一会について
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一会についてABOUT
ウェディングブーケ専門の事務所として24年目になります。 結婚式のブーケというのは、花の業界でも少し特殊な領域です。
長時間持ち歩いても、最後まで花がしおれないこと。
途中で崩れたり形が変わってしまったりしないこと。
ラッピングで隠せないから、花だけで全方位から見て美しいこと。
そして何より、花嫁様の気持ちに寄り添って、そのイメージを形にできること。
「何度式場の花屋さんに話してもぴんとこない、話が伝わらない」という花嫁様。
最初こわばっていた表情が、一時間以上じっくりお話を聞いて、最後には輝くような笑顔になって、「打合せすごく楽しかったです」と、軽い足取りで帰っていくのを見る瞬間が、大好きです。
花嫁様への熱い思いは、世界一です。
24年の技術と経験に裏打ちされたブーケを、お届けします。
主宰についてABOUT THE PRESIDENCY
学生時代の花のアルバイトがきっかけで花の世界へ。大手有名生花店や銀座デザイナーショップなどで修業ののち、2000年夏、一会として独立しました。
そこから25年毎週のようにブーケを作っていますが、このウェディングの花の仕事は、
自分の性分にとても、あっている、と感じます。
緊張の連続、まさに羽をぬいて機(はた)を織るようにブーケを作り、届ける。
どんな美しい花であっても、花嫁さんの希望にあわなかったら意味がない。
だけど花はナマモノ、だから納品の直前までジタバタ悩んで仕上げて磨きます。
そうしてやっと届けたブーケを、予想以上だと感激される。
多くの花嫁様が結婚式のあと、お礼のメッセージをくださいます。
時には長いお手紙やときにお菓子まで添えておくってくださいます。
結婚式のいち業者に過ぎない自分に。
おそらくは、自分もまた、最初のブーケを作ったときに、うっかり指にバラのトゲがささって、
そこからウェディングブーケの毒、あるいは魔力が全身にまわってしまったのだと思う(BYカレル・チャペック)。
一度ウェディングのブーケで、その人の人生に一度、という大切な日に、
これ以上ないほど喜んでもらえるという経験をしてしまったら、もうその中毒になってしまったような気がします。
それは、砂漠を歩き続けてやっと得て飲む、コップいっぱいの水である。
自分はその水の味を知ってしまった、のだと思うのです。
ピンクのドンペリならお金で買える。
でもこの一杯の水は、どんな大金を積んでも買えない。
たった一度の花。
だけど、結婚式が終わってから何年もまたずっと、一会の花を頼んでくださる花嫁さんがたくさんいます。
結婚式の仕事は、喜んでもらえて当然。
つつがなく届けて、喜んでもらうというのまでワンセットでデフォルトである。
でもわざわざ一会に頼むのだから、それだけではなく、ブーケというひとつのアイコンが、
あっというまにその日の記憶を呼び覚ますような、
結婚式から何年たってもブーケの写真を見ただけで幸せに包まれるような、
そんな花を届けられたら、と思います。
私がここで売りたいものは、それは、花ではないのです。
たまたま花の形をしているけれど、
それは花ではなく、記憶に残り続ける感動。
そんな花を、お届けしたいと思います。
「岩橋さんに頼んでよかった、ありがとう」 いつも目指していることはたったひとつです。
「最初は、花なんてなんでもいいと思っていた、でも一会さんの花は、花というだけのものではなかった。」「結婚式にあまり前向きでなかった新郎が、当日、ブーケ、素晴らしい。そう言ってくれた。それが嬉しかった」
「ブーケを手に取った瞬間、岩橋さんがどれだけの思いをこめてこの花を作ったのかわかった。」「緊張しいの自分にとって、まるでそれは武器のようでした」
「特に、私が思い描いていた色合いと比率をばっちり形にしてくださったのが嬉しかった。岩橋さんの、想いや希望を汲み取る力に本当に感動しました。」
「あれから8年がたちますが、今も、結婚式の花を思い出します」
過去たくさんの花嫁様が口をそろえて言ってくださる
これらの言葉が、何よりの一会の自己紹介かもしれません。
私がここで、一会としてお売りしたいものは、実は、花ではないのです。
それは、たまたまブーケの花の形をしているけれども、ほんとうは花ではないのです。
それは、お二人がこれから過ごしていく何十年かの最初の一日に打ち込まれる、
アンカー、まるで碇(いかり)のようなもの。
結婚式が終わってからの長い人生の中、
かすれていく記憶の砂底に残って、振り返るたびに、
強く励ますような花を。
そういうブーケを差し出せたら、
自分にとって、これ以上ない幸せです。
岩橋美佳
インフォメーションINFORMATION
屋号 |
一会 カルペ ディエム ichie carpe diem |
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代表 |
岩橋美佳 |
住所 |
〒108-0072
|
アクセス |
南北線・都営三田線白金台駅より徒歩12分 |
定休日 |
原則無休 (夏季・冬季のオフシーズンに買付出張等のため1週間ほど臨時休業する場合があります。詳しくはこちらをご確認ください。) |
TEL |
・不在時にはご伝言ください。 |
FAX |
03-3443-7122 |
URL | |
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