生花ブーケを、より美しく残す方法  

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「ブーケを残したい」。

ウェディングブーケは、結婚式の花の中でもっとも長く注視され、

常に花嫁姿の中央に位置する特別な花です。

だから、

結婚式の思い出として、アイコンとして、

ブーケをとっておきたい、ブーケを保存しておきたい

と希望するプレ花嫁様は、少なくありません。

ブーケを「残したい」と思う気持ちの正体

ブーケを残したい理由は、なぜでしょうか?

形として取っておきたいから?

結婚式の記念を目に見える形で残したいから?

その気持ちをつきつめていくと、つまり、

 

結婚式という日の感動を、忘れたくないから

 

ではないかと思います。

 

ブーケを残す方法1 造花やプリでブーケを作る

ブーケをそのまま残すなら、最初から造花やプリザーブドフラワーのブーケを選ぶのが一番手っ取り早い方法です。


一会の場合、レッスンで自分でブーケリメイクをすることもできます。

https://www.flower-ichie.com/blogs/wedding_bouquet/20240612

造花は、今はアーティフィシャルフラワーと呼ばれ、高品質で種類も豊富です。生花と違って自由に制作着色できる分、大輪で発色もよく、生花よりも写真映えすることも少なくありません。

プリザーブドフラワーは、もともとは生花の花を、その水分を油分に入れ替えて長く保存できるよう加工した花です。、ドライフラワーよりしっとりして、色合いもよく、一輪ずつ表情が違います。造花より生花の面影を残す分、手に取ったときに造花よりこちらが良いという方も。

この判断は人により造花とプリとを手に持った瞬間に、瞬時にぱっきりと分かれるので、これはまったくの好みの問題なのだと思います。

造花とプリと生花のブーケは、写真だけではほぼ見分けがつきません。

ただ肉眼で見ると、かなり違います。できれば実際に手にとって見比べることをおすすめします。

https://www.instagram.com/p/DRMqTMIiV5A/


ブーケを残す方法2 押し花や立体保存で残す

生花ブーケを、押し花や立体保存で残す方法も人気です。

ブーケ自体はそれなりに大きさがあるため、保存加工して額装やフレームにいれることで、インテリアとして長く飾れるのは良いアイディアです。

ただ、生花ブーケの押し花加工、3D立体保存加工は、専門の業者さんに依頼する形になり、かなり高価です。
一会のブーケ本体よりさらに高いので、一会では独自に15%の割引をしています。


 

ブーケを残す方法3 記憶に残す

最もシンプルな方法は、記憶に残すことです。

でも、実は一番むずかしいかもしれません。

なぜならブーケ自体に、強い力がなければできないことだから。

長く年月に耐えうるだけの力がなければ、記憶に残らない。

でも一会のブーケを持った花嫁様には何人も、10年前のブーケを大切に思って、今もなおインスタやブログを見てくださる方がいます。

たった一日、いや半日ブーケを持ってくださっただけの御縁なのに、

10年、15年経った花嫁から、
年賀状や近況の便りが届くことがあります。

 

その卒花嫁様の中では、一会のブーケは、

色褪せるどころか、

むしろ日々記憶の中で磨かれ続けているんだ、

と、

作り手の自分のほうが感動するほどです。


形が残っていなくても、
ブーケの記憶は、はっきり残っている。

それが、ブーケの、

ある意味究極の「残し方」なんじゃないか。

「結婚式の支度をしていたあの朝、

緊張している中で、届いたブーケを見て

ああ今日結婚するんだなあと、ふっと緊張がとけて、

幸せな気持ちに包まれて、涙が出そうになった。」

 

そんな声を、よく聞きます。

花嫁様の中にある、 ぼんやりした希望やまだ明確ではない理想を すくいだして言語化して形にする それこそが一会のブーケ

「ブーケを手にもった瞬間、ずしりとした重みが手に伝わって、

岩橋さんがどんな思いでこのブーケを作ったか、ありありと分かった。」

そう言ってくださる方も、少なくありません。

 

それは、むしろ作り手の自分には結構不思議な感覚で、

 

言ってしまえば

実際にお会いしたのはお打ち合わせの1時間程度だけ、

やりとりを重ねたといっても数ヶ月メールやLINEだけ、

 

それなのに、

伝わるんだなあ。

 

と、思う。

早朝、というか深夜1時に起きて、

市場で花を一輪ずつ、めちゃくちゃ吟味して選びぬいています。

生花は、同じ品種同じ産地でも、その日で花顔が違う。

お客様にいただいた予算のうちで、一番コスパが良くなるよう悩みまくって、

一度の仕入れで1万歩くらい歩くこともざらです。

大田市場から一会のある白金までは車で30分、そのわずかな時間も

水をきらさないよう、バケツにつけたまま立てて運びます。

そこから水揚げし、何種もの薬剤や方法を使って花の開きかげんも調整し、

納品の直前まで、花の向きなど細かく調整し続けます。

 

記憶に残る瞬間に、いちばん美しい状態であってほしいから、

最後まで粘りに粘って仕上げます。

 

そういうのが、たぶん伝わるんだろうなと思う。

言葉ではなくても。

花嫁様がとくだん花に詳しくなくても、

ただブーケを触った瞬間に、

きっとそれが、解るんだろう。

 

だから、10年経っても15年経っても、花嫁様から

いまだに「あのときのブーケが」といってもらえるんだろうと思います。

記憶の中のブーケは、

そこから積み上げる日々が多ければ多いほど、

さらに二人の思い出が加わって、

思い返すたびに日々磨かれていく。

 

そういう残し方も、あります。

たった一日の花、だけど一生記憶に残る花を。

それが一会のコンセプトです。

 

この記事を書きながら

何年前にブーケを作ってもらった〇〇です、という

写真や記事を探したかったのですが、(そもそも整理がなっとらん)

そゆことしてると

恐ろしいスピードで時間が溶けていく。。。

写真があってもあれこれお顔載せてよかったんだっけ?とか

確認してると時間が💦

 

もし皆様の中で

前も送ったけどこの写真使っていいよとか

新たに写真くださる方いらしたら、

ぜひお知らせくださいましたら、この記事に追加させていただきます。

どこまでも他力本願。

では今日も本当におつかれさまでした。