秋にアネモネのブーケは無理? 黒芯アネモネ 綱町三井倶楽部の花嫁様へ
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秋の結婚式に、春の花であるアネモネを持ちたい。季節外れだから、諦めるしかないのでしょうか。
好きな花を第一希望にしたまま、入荷できなかった場合の代案も用意しておく。そうすれば、当日まで希望を持って準備を進められます。
これは、秋の結婚式で黒芯のアネモネを生花で束ねられた実例です。

しかし秋に必ずアネモネというのはかなり難易度がたかい。アネモネが市場で入らなかった場合の代案も、花嫁様と相談して決めておきました。
アネモネのお花、本当に生花でできて嬉しかったです!
よく考えたら造花では押し花にもできませんし!笑
淡い色のアジサイも大好きだったので、私のことなんでそんなに知っているの!?とびっくりしておりました。笑
アジサイは、花嫁様から指定された花ではありません。市場で見たとき、ああこのあじさいドンピシャだな、きっとブーケにいれたらかっこいいなーって思って、握ったら、もう手から離せなかった。

こちらは式の翌日、押し花のために戻ってきたブーケ。
生花を第一希望に、代案も用意して
アネモネは本来、春の花です。秋の入荷はお約束できないため、この花嫁様とは「生花がダメだったら、アネモネだけ造花でもOK」という代案を決めて、仕入れの日を迎えました。結果として、この日は生花の黒芯アネモネを束ねることができました。数年前にも一度、11月1日にこの黒芯のアネモネでブーケを作ったことがあります。

主役を決めて、ほかの花はその日の仕入れから
アネモネが無事入荷できたので、そのままその市場で他のサブ花材の組み立てを考えます。
いただいているブーケ全体の予算の中で、どの花をどのくらいの予算で振り分けるか。これが仕入れの要であり、仕入れた花の組み合わせと配分が、そのままブーケの核になります。
つまりブーケづくりのキモである、といっても過言ではない。
花嫁様と直接打ち合わせをする人が、そのまま花の仕入れをし、ブーケ制作までできる、それがブーケ専門事務所ならではの特徴のひとつ。
そして26年この仕事をやってきて思うけど、
1 花嫁様の希望をヒアリングして正確にくまなく汲み取るチカラ、
2 その汲み取った希望を、実現するチカラ
この両輪が同時に必要だ。
いまはAIが簡単に希望を描いてくれるけど、見ると非現実的なものも多い。AIでラフを書いたものの、実際に作れなくて一会に駆け込んできたフラワーデザイナーさんのフォローをしたりすることも出てきました。
絵に書いた餅を、生花というその瞬間にしかないものを用いて、どう実現して花嫁に手渡すか。それこそがウェディングブーケデザイナーの力量だし、高価な対価をいただくならそれができなくては、と思う。
この花嫁様は、甘い感じはたぶんあんまりお好きじゃなくて、でもかっこよすぎるのもちょっと違う。
だからこの秋色紫陽花は絶対、どんぴしゃ。少し遊びを出すように、肩のチカラを抜くように、アストランティアやシルバーキャットの小花を少し。
式の翌日、押し花へ
結婚式の翌朝、花嫁様から押し花にしたいと留守番電話をいただきました。
午後にはお母様がブーケを一会へ届けてくださいました。おうちのコーヒーポットに水を入れて運んで来てくださって、大切に運ばれてきたどの花もシャンとしていました。
秋のアネモネは、必ず生花で用意できるとは言えません。でも、季節外れというだけで、最初から諦める必要もありません。生花を第一希望にして、入らなかった場合の代案まで一緒に考えます。それがブーケ専門事務所の仕事であり、ブーケデザイナーの醍醐味でもありますので、
どうぞご相談ください。
お二人のこれからの日々が、幸せなものでありますように、お祈りしています。
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このあと、よくいただくご質問をまとめています。
よくあるご質問
Q. 結婚式の翌日でも、ブーケを押し花にできますか?
この実例では、翌朝にご連絡をいただき、午後にお母様がブーケを届けてくださいました。
ただ、当日はどうしてもばたばたしますので、事前にお申し込みいただくほうがご負担が少ないかと思います。
一会のフルオーダーでブーケをご注文の方は、必要な箱に入れた状態でブーケを納品しますので、それに戻して発送することができてスムーズです。
プリザーブドや造花の場合には、後日ゆっくりと加工も可能です。加工の種類はブーケのリメイクとは 結婚式後のブーケ保存方法と種類、価格についてにまとめています。
Q. 秋婚でアネモネを使いたいとき、いつ相談すればいいですか?
3か月前くらいのお申し込みが多く、お花の手配を考えると1か月前くらいまでが理想です。この花嫁様は挙式の約2か月前にお問い合わせくださいました。一会は先着順で1日2組までお受けしています。