卒花嫁様レポ 如水会館様へ 装花とブーケとアームレット


昨日のお二人の、お花直しあとの入場の瞬間。

こちらの花嫁様から、今朝、メールをいただきました。
ちょうどご主人さまがこのブログを見て、載っていることを
教えてくださったそうです。
許可を得ておりませんがきっとOKしてくださると思うので、
昨日台風を気遣いながらくださったメールの一部を。
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夕食後ボーっとしていたらiphoneいじっていた夫が
「一会さんのブログに載ってるよ~」と教えてくれました。
今日一番にテンション上がりました!
ありがとうございます。嬉しいやら恥ずかしいやら。

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もともとお花がとても好きな花嫁様が、
一会の花で装花を持ち込みたい、と、
大蔵大臣であるご新郎様を
一生懸命説得してくださったのだと
後から伺いました。

花なんて会場に頼めばいい、
わざわざ労力を払って、お金を費やして頼むほどのことではない。
自分がもし男性ならきっとそう思うと思う。

でもこちらのご新郎様が、
挙式後、花嫁様が書いた一会へのお礼メールの最後に、
新郎よりと一言、
短く付け加えてくださった言葉から、
今日はご紹介します。

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挙式・披露宴と大変お世話になりました。
ぎりぎりまで悩んで、一会さんにして本当に良かったと感じております。
妻が気に入って、どうしても一会さんにしたいと言うのがすごく分かりました。
会場装花もそうですが、ブーケが本当に素敵でした。
妻も大変喜んでいましたので、良かったです。
これからも、一会さんにしか出来ない事をしてください!
ブログアップ楽しみにしています。

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ブログアップを楽しみにしています、
というお言葉通り、ご新郎様、今のご主人さまは
一会のブログを見てくださっていたんだなあと思うと
ちょっと言葉に詰まります。

それは、きっと奥様が喜ぶだろうから。
ただその一点だと思うから。

なにしろ、とかく仕事の遅い自分は
お二人からこの写真をいただいて
既に、結構な日数が経過しております。(大赤面)
その間、時々一会のブログを見てくださっていたのでしょうか。
花が大好きな、奥様のために。

男性ならなおさら、
花はそれほどのことではないのが普通です。

でも、奥様になる人が熱心に言う言葉に耳を傾けて、
面倒ながらも仕方なくも外注してくださって、
そうして結果、「妻も大変喜んでいましたので、良かった」と、
奥様の書くお礼メールに、自分も一言、そこに書き添えてくださること。

お二人の間に流れる深く静かな愛情の、その暖かさたるや、
いかほどかと。


その花嫁様から、こちらは挙式一週間後にいただいた
メールです。

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いただいた(ブーケの)写真、さっそくiphone壁紙にしました。
iphoneだとホーム画面と
ロック中の画面の2箇所に壁紙できるのですが
まさかこんなに私を喜ばせてくれるなんて。
ブーケと装花の2種類とも壁紙にできるんですよ!(笑)

お花はドライフラワーにしようとか、
いや湿度高いからあきらめて押し花にしようかとか
だいぶ悩んだのですが結局、生花のまま見届けることにしました。
毎日「あたしのブーケは元気か?!」と帰宅するので夫に笑われています。
だいぶ元気がなくなりましたが、それでもまだまだ美しいです。
ヘアードのお花は花びらに分けて水に浮かべてみました。
花びらにするにあたって、香りと花びらの繊細さ、多さにクラクラしてしまいました。
装花はもう少ししたらバラ風呂にしようと画策中。
一生に一度の贅沢ですね☆
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紫色のクリンとしているのが
よくブログに登場するベル鉄線なんですね。

実は、最初にブーケを見たとき、
納品時のカバーがついていた状態で
ぴょろんとベル鉄線だけがはみ出していたんです。

んん???いったいどんなブーケなんだろ…?と思ったのですが
中座したときに対面してなんて華やかなんだろうと
見とれてしまいました。
かれんは最後までボト?が出ることもなく、
ふわふわひらひらしたまま咲き続けてくれました。

アンブリッジローズやシフォンドレスは
元気がなくなったころにバラ風呂にしました。
花びらを崩した時にその多さと手触りの良さにうっとり。
お花を飾るセンスがあれば、バラして活けなおしたかったのですが
ブーケの状態のまま花瓶に挿していたので
傷むのが少し早かったかもしれません。
今はもうないお花たちですが、
結婚式を思い出すとき、必ずお花もセットです。

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そんな、大切な記憶のひとかけらになるブーケを
作らせていただいて、
本当に、ただ嬉しい、そう思います。

対価に見合う仕事と思っていただけてよかった、そう思います。

きっと、誰にでも優しい花嫁様と
その花嫁様に、とても優しい花婿様と
お二人の、末永い幸多い日々を。

ほんの半日、すれ違った自分は、
その日を思い返し、今この記事を書きながら、
お二人のご多幸を、心からお祈りしています。


ありがとうございました。

では皆様今日もお疲れ様でした。

 

*この記事は旧ブログから移したものです。