卒花嫁様レポ 春の装花 東京女子大学様の結婚式へ 3月、雪の日の魔法に

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2018年、東京女子大学の結婚式で、3月の、雪の日に。

雪の舞う東京女子大学の構内で花嫁様のトレーンを持つ女性と花婿様
雪が積もる大学構内の植え込みの前に小さく立つ花嫁様と花婿様の遠景
雪の中を校舎へ向かう花婿様と花嫁様と付き添う女性たちの後ろ姿
礼拝堂で花婿様と腕を組む花嫁様とブーケのモノクロ写真
ご家族と親しいご友人だけのご結婚式で、

雪の降る中で花嫁様のドレスの裾を整える女性たちと花婿様
ドレスの裾を持ち上げるのは、お二人のお母様。


降りしきる雪の中、
「はい、では撮りまーす!」
というカメラマンさんの声に

雪の舞う構内を歩く花婿様と花嫁様と付き添う黒い服の女性たち
あわててその場を小走りに離れて、並んで見守るお母様の後ろ姿が

雪の中でストールを掛ける女性たちの後ろ姿と遠くに並ぶ花嫁様と花婿様
かわいくて。

なんか、いとしいような気持ちで。

格子窓とシャンデリアの礼拝堂を歩く花嫁様の後ろ姿と白い百合の装花
この日、チャペルでの挙式を終えて、さあと片付けようとしたら、
今日担当のカメラマンさんが
「これから外で、雪の中で撮影です、お二人がご希望されていて」。


思わず、
「ドレスはレンタルなんでしょうか」
と、真っ先に心配してしまうあたり、
今思い出すだに
我ながら、ウェディング業界どっぷり長いなあ。

そして心底、花嫁さん好きだなあ、自分。
だって後からすごいクリーニング代を請求されたら、花嫁さん、
たいへんじゃん!
と、とっさに思ってしまった。


「いえ、ドレスは花嫁さんの、ご自分のなので」と
カメラマンさんが教えてくれて、
「え、じゃあ、行くしかないでしょう!」と即答。
春の雪の中庭に、レッツゴー!
ざます!!!

雪の降る構内で両手を上げる花婿様と花嫁様とトレーンを持つ女性
ご新郎様、雪の中で思わずバンザイしちゃう
ここらへんから、
だんだん楽しくて自分もテンションだだあがりで、笑いっぱなし、

百合の装花が並ぶ礼拝堂を花婿様と腕を組んで歩く花嫁様と白いブーケ
なんかね、本当に素敵な結婚式だったんです。

パイプオルガンのある礼拝堂の会衆席に並ぶ白い花の装花
ああ、結婚式の花の仕事しててよかったな、

薄暗い礼拝堂の会衆席の間を進む花嫁様と白い花の装花
幸せだなあと心からおもえるような、
お仕事を、
ありがとうございました。

2018年3月、桜のころ、
思いもかけない雪の日の結婚式に。

シャンデリアの礼拝堂の通路の両側に並ぶ白い百合とリボンの装花
当日の朝、ユリを山ほど積み込んで
東京女子に向かう高速の上で、雨は激しくなる一方。
「せめて花嫁さんの写真の時くらい、雨やんでくれないかなあ」と
アシスタントさんに、何度もグチグチいってました。

格子の窓を背にした礼拝堂の祭壇に並ぶ白い百合の装花
都内に戻った夜、
雪は雨にかわって、もうすっかり溶けて、
まるであの一瞬は、まぼろしのようなのでした。

雪の降る構内で花嫁様のドレスの裾を持ち上げる花婿様
結婚式の神様が見せてくれた、
まるで、雪の魔法のようでした。

最初はもっと小規模な装花でしたが、やっぱり最後列まで飾ろうと
ふんぱつしてくださったお二人、
喜んで持って帰ってくださったおかあさま、
雪の中のお二人を思わず撮ってしまってらしたご友人のみなさま、
お声をかけようとしたら赤い目をしてらしたお父様、
手が空いてるからとリボンをまくのを手伝ってくれたご親族さま。


「ご新郎様もなんかすごく良い感じの方でしたねえ」と、帰りながら、
アシスタントさんがいいます。
「花嫁さんもほんとに感じがよくてかわいらしくて、
もうめっちゃかわいかったよ!」といい返す自分。

写真見返してたら、涙が出そう。

たった一日の花、だけど一生記憶に残る花を。
それは一会のキャッチフレーズ。

そしてたぶん自分も一生忘れないと思う。

今日の結婚式のこと。
花嫁様からのお手紙の紹介はまた後日。


*この記事はエキサイトブログから移したものです。
(2018年投稿)

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