白バラとユーカリのブーケ 明治記念館の花嫁様へ 選ぶとは選ばなかった全てを捨てること
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ブーケを作る時って、どうやって作るんですか?
どんなことを考えながら作るんですか?
今日、ある人にそうストレートに聞かれて、思わず考え込んでしまいました。明治記念館の花嫁様へお届けした、白いバラとユーカリだけのブーケです。
バラはご覧の通り、傷ひとつなく、咲き加減がどんぴしゃなものばかり。
ユーカリも少しずつ種類を変えて10本ずつ仕入れて、形と色があう、一番いいところを使っている。
だからこそ、そこまでしてはじめて、わずか20センチのこの小さな束に、上質で品のよい空気をかもしだすことができる。と思う。
上質で品のよいドレスに、似合うブーケになれる。
それは本当に贅沢なことだ。
結婚式、という人生の一大イベントでしか許されないようなそんな贅沢だ、と思う。
ブーケを作る時って、どんなふうに作るんですか
ポツポツ思いつくことを話しました。
花の市場には3時半に着いて、必ず自分で選んで仕入れを始めること。
そこから夜まで集中力持たないので、5時か6時くらいに車内でちょこっと仮眠すること。
1つのブーケを作り始めると時間を忘れて、うっかり5時間作り続けていること。
それで翌朝、お届けの当日にまた朝4時から手直しをしていること。
1つのブーケに恐ろしいほどの数を仕入れて、その中から良いところを選りすぐって凝縮して作っていること。
花一輪を入れるにしても、蕾などを全部捨てて、きれいな1輪だけを取り出していること。
捨てる、というのはなかなか抵抗があってできにくいことですが、
選ぶ、ということはつまり選んだもの以外を、捨てる、ということです。
何かを選ぶときは、そのほかの全てを捨てなければならない。
だからこそ、厳選した一輪を、ものすごく大事に扱う。
捨てたほかの花の分を背負ってブーケに入るんだから、
その分の命も、ぎゅっと束ねる。くらいの気持ちで作る。
とかつらつら語っていたら、
「そういうことを、インスタとかブログとかにもっと書いたらいいんじゃないですか?」、と言われたので、確かにそうかもと思って、今日の記念に書いておきます。
そしてその場所にいたまた別の方が、「岩橋さんのブーケは、こんなに凄いんだから、絶対に安売りしないようにね」と何度も何度も念押ししてくださって、また本当にそれも嬉しかったです。
ここから小さな感謝を込めて。
この日と同じように、一束ずつお届けしてきたブーケです。
- ▶ 卒花嫁様レポ 生花の白バラのラウンドブーケ グランドオリエンタルみなとみらいへ
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生花のブーケを頼むとき、確かめておくポイント
どこにお願いされる場合でも、打ち合わせのときに確認してみるコツ。それは、
仕入れと制作の手順を聞いてみる。
生花は、誰が仕入れて、誰が作るのかが重要です。仕入れと制作と打ち合わせ、その全てに経験と技術が必要です。
打ち合わせしてくれた方が実際に作るのか、持ち込みの花屋であれば仕入れは何年くらい経験があるのか、ホテルや会場なら、カタログに載っている気に入ったブーケがあれば、それを作った人が今も在籍していて自分を担当してくれるのか、難しいなら同等の技術の人が制作してくれるのか。
おそらくそこまで聞く花嫁さんは少ないはずで、もし私なら「この花嫁さんには、よりきちんと対応しなければ」といっそう気を引き締めると思います。
よくあるご質問
生花のブーケは、いつ作るのですか?
市場での仕入れから始まり、束ねたあとも、お届けの当日の朝まで手を入れます。当日の直前まで調整するのは、その日いちばん美しい状態でお持ちいただくためです。
打ち合わせでは、何をするのですか?
1時間ほど、お話をうかがいます。その場で花嫁様のドレスのお写真にブーケを合成して、仕上がりを絵で見ていただきます。おひとりでも、ご新郎様やお母様とご一緒でも大丈夫です。事務所のため、必ず事前のご予約をお願いしています。
白いバラだけだと、シンプルすぎませんか?
白だけでも、バラの品種と開き具合、添えるグリーンで表情は大きく変わります。白バラだけのブーケの実例は、本文の中でご紹介しています。
同じ会場で、ほかにどんなブーケを作っていますか?
明治記念館様へは、これまでにもさまざまなブーケをお届けしています。同じ会場へお届けした実例は、本文の中でご紹介しています。
式のあと、ブーケはどうなりますか?
生花は数日で終わりますが、押し花やドライなどに残す方法があります。詳しくは▶ ブーケのリメイクとは 結婚式後のブーケ保存方法と種類、価格について