ブーケの持ち手の違い 茎のまま見せるかリボンで巻くか リッツカールトンの花嫁様へのブーケ

ザ・リッツカールトン東京様へ挙式ブーケ、

クラッチ風ブーケです。

クラッチ風というのはクラッチブーケとどこが違うのかというと、
実は中に吸水性のスポンジを仕込んでいて、
それに外側から茎をつけて、クラッチブーケのように仕上げています。

ブーケの持ち手でどのくらい印象がかわるか
写真に撮ってみました。

これはその吸水性スポンジを使った、ホルダー型の
ラウンドブーケ。
プラスティックの持ち手は、リボンできれいに巻き上げてしあげます。

中にスポンジが仕込んであるので
長時間花をきれいに保つことができます。二次会でも安心。
持ちやすく扱いやすい一方、中心のスポンジが水を含むので、
やや重くなります。
特にバラぎっしりなどの場合は重くなりがち。

 

このブーケを全くそのまま、茎をつけるように仕上げると、

こんな感じです。

 

クラッチブーケの持ち手は、
こんな感じで茎が見える分、ナチュラルな仕上がりになります。
最近人気のスタイルです。
白だけのブーケであっても、持ち手部分は
茎の緑が見えるので、それがアクセントにもなります。

ただ茎が切りっぱなしなので、水がおちやすい(花がへこたれやすい)のは
否めません。
一会の場合は必ず実験して、
そのブーケを持っている間はきれいな状態の花や葉であるように、
配慮しながら作ってます。

クラッチ風ブーケは、この両方のいいとこどり。
草花や写真のシルバーリーフのような水のおちやすいものも
長い時間きれいに保てます。

ただ、プラスティックのスポンジに外側から茎をつける分だけ
やや重くなります。

一会では、プラス2000円でこのクラッチ仕立てを承ってます。

ちなみに、花を真正面から見た場合は
どちらも同じ、丸いラウンド型に見えます。

たまには真面目な記事をば!


ではみなさまおつかれさまでした。

 

 

 *この記事は旧ブログから移転したものです。

 

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