真夏の大阪へ、白金から。リストランテサリーレ様の卒花嫁様の声

真夏の大阪へ、白金から。リストランテサリーレ様の卒花嫁様の声

2012年8月。暑さの厳しい夏でした。

大阪、土佐堀にあるリストランテサリーレ様に、装花とブーケをお届けしました。

淡いピンクとパープルのクラッチブーケと手首のリストレットを着けた花嫁様|大阪・土佐堀のリストランテサリーレ様|一会

ブーケと髪飾りの花は生花で、リストレットはプリザーブドで作っています。

実はおふたりは、かわうそを飼っていらして(そしてかわうそはきゅう!となくのだそうです。き、聞きたい)、その、かわうそ「ねびるくん」(実際はぬいぐるみ代理)がリングボーイとして一日出席する趣向でした。

リングボーイ役のかわうそのぬいぐるみ、シルクハットと淡い花を添えて|リストランテサリーレ様の真夏の結婚式|一会

プリザーブドのリストレットは、リングをねびるくんに留めるための大役も果たし、最後に、親しいご友人へのプレゼントになりました。

花嫁様の手首に着けるリストレット(手首花)をあしらうところ|リストランテサリーレ様|一会

 

プリザーブドフラワーでいろんなアレンジを作って、写真と一緒に飾られたメモリアルテーブルは、その後、皆様への引き出物となりました。

この8月、大阪までお届けした装花とブーケ。

便箋6枚ぎっしりに書いてくださったお手紙とCDでのお写真をいただいて、この秋の修羅場モード時に何回見返したことでしょう。

 


新婦様からのお手紙より

後日、新婦様からいただいた6枚の大判の便箋にはぎっしりと、しかし誤字ひとつなくて、どんなにか丁寧に書きつづってくださったんだろうと、胸がつまります。だいぶ割愛しながらそれでも長い長いお手紙を、ご紹介させていただきます。

披露宴のメインテーブルに飾った夏のグリーンとパステルの装花を背にした新郎新婦|大阪・土佐堀のリストランテサリーレ様|一会

本当に、私たちの中であの日の主役はお花(とねびる)でした!!「どこを見ても花や緑が眼に入る空間」、本当にそうだったと思います。グリーンメインの装花は大人っぽく、でも可愛らしく、実もののナフキンフラワーは特に女性の出席者にとても喜ばれ、お写真にはないのですが、お化粧室のお花に感激した、とおっしゃっていた男性もいらっしゃいました。

一方で、チャペルの装花はとにかく可愛らしかったです!白いお花が「たちのぼる」ような祭壇は私たちのお気に入りです。

チャペルの十字架の前、アイビーとかすみ草をあしらったグリーンの装花|リストランテサリーレ様|一会

そして、やはりブーケやヘッドドレスの美しさが一番の思い出です!まさか真夏にあんなに素敵なブーケを持つことができるなんて…!挙式で持ったピンクのクラッチブーケ、友人たちは式の短い間しか目にしなかったのに、とても好評で、「可愛かった!」「もっと写真に撮っておけば良かった!」「かわうそとおソロ~♡」と後々になってからもお褒めの言葉の雨あられでした。

淡いパープルとピンクのクラッチブーケを手にした花嫁様|トルコキキョウやクレマチスをあしらった釣り鐘型|大阪・土佐堀のリストランテサリーレ様|一会

私自身も、あの頃ブログであの釣り鐘型のお花を見るたびに「かわい~!」と思っていたので、ブーケの中に入れていただいて本当に嬉しかったですし、小さなお花や猫じゃらしのようなもふもふや…本当にどの角度から眺めても見飽きない可愛らしさで、にやにやがとまりませんでした。トルコキキョウも、あんなに大輪で美しいとは思いませんでした!お花を見ていて「うっとり」ということはよくありますが、あの日のブーケには「ワクワク」という言葉の方が似合う気がします。いえ、「キュンキュン」でしょうか。心弾む、昂揚感をもたらしてくれる魔法のブーケでした。お写真を見ると、まるでお花そのものが内側から光を放っているように見えるのです。

ピアノの上に飾ったグリーンの実をあしらったプリザーブドフラワーのバスケットアレンジ|リストランテサリーレ様|一会

それから、グリーンのバックブーケ!恥ずかしながら、「森の妖精みたい」という、分不相応な賛辞を頂戴してしまいました…。式後は家に飾っていましたが、当たり前のことながら実はだんだん熟すんですね。日ごとに色が変わっていく様子は不思議でした。式の日に一番美しい状態であるように作っていただいている、すごいことですね。

すっかり萎びてしまってついにお別れすることを決めたときは泣いてしまいまして。活花に関する文章か何かで、「衰えを人目にさらすのは情なし」とあったのを思い出し、泣く泣くお別れしたのでした。

髪にグリーンの小花を編み込んだ花嫁様と新郎様が見つめ合う一枚|大阪・土佐堀のリストランテサリーレ様の真夏の結婚式|一会

ところで、このブーケに合わせて髪に編み込んでいただいたお花やグリーンは、夫の一番のお気に入りだそうです。夫の中の「花嫁」のイメージにぴったり合ったそうで、あまり一般的なイメージではないなと思うのですが(笑)、その一般的でないイメージに見事合わせていただいたことにただただ感謝するばかりです。

グリーンの実とつるで編んだバッグブーケ(バックブーケ)|大阪・土佐堀のリストランテサリーレ様へお届け|一会

そもそも、真夏の大阪という悪条件しかない私が「やっぱりお願いしてみよう」と決心したきっかけは、2012年4月27日のブログの記事「4年目、笑顔という黄金の報酬」でした。その中で岩橋先生は書かれています。

「結婚式のブーケを売りたいわけじゃない。花そのものとか、デザインとか、技術とかではなくて、結婚式というたった一日のための、でもいつまでもお二人の記憶に残る花を、売りたい。それはたまたま花の形をしてるけど、花じゃないんです。」

淡いピンクとパープルの花をあしらった花嫁様のヘッドドレス|大阪・土佐堀のリストランテサリーレ様|一会

どうしても、この方にお願いしたい。無理かもしれないけど、お願いしなかったら一生後悔が残る。そう強く思いました。

ずっと、一会さんのお花のファンでした。それは確かに「デザインとか技術とか」の素晴らしさがあったからに違いありません。でもそれだけではなくて、いえ、たぶんそれ以上に、一会の花を美しく見せているのは岩橋先生のこの姿勢ではないかと、ずっと心の中にぼんやりあった思いがこの記事を読んで形を得た気がしました。先生のお仕事に対する妥協のない姿勢、花に対する愛情、新郎新婦に寄せる真摯な思いが、お花をひときわ美しく、優しく見せるのですね。すばらしいお花、そしてすばらしいお仕事を見せていただいて、本当に本当にありがとうございました。

屋外でナチュラルなウェディングドレスのトレーンを引く花嫁様と、点々と置いたグリーンとイエローのスタンドフラワー|リストランテサリーレ様|一会

私が結婚式に抱いていた夢もあこがれも、すべて一会さんのお花だったのです。一会さんのお花を持って式を挙げる、という夢を叶えることができ幸せです。


最初は、ブーケひとつを大阪まで届けてもらえないか、という、お問い合わせのメールでした。

この暑さでは宅急便も使えない、スタッフが直接手で持っていくしかない、いっそ、その日なら会場装花もできなくはないですよ、とわりあい気軽に書いたところ、即座にお電話がかかってきて、びっくりしました。

デンファレとトルコキキョウのゲストテーブル装花を間近で|リストランテサリーレ様|一会

その背景に、こんなにたくさんの想いがこめられていたことを今はじめて知って、あらためて、この日、花を届けさせてもらえて、そうして喜んでいただけて、本当によかった。一会という名前で仕事をしてきて、本当によかった。こんなお客様にめぐりあえて、お仕事をさせていただけて、本当に、よかった。

こんな花嫁様に出会うために今まで仕事をしてきたんだなと思います。続けてこれてよかったな、そう思います。ありがとうございました。

では皆様今日もお疲れ様でした。


この大阪のお花について

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ウェディングブーケの持ち込み、当日きれいに届くまで(公開後有効)

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