卒花嫁様レポ レストランFEU様への春の装花2 一生に一度と言う言葉



昨日のブログの続きです。

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先日はレストランFEUさんでの素敵なブーケと装花を
どうもありがとうございました。
何からお礼をお伝えしていいのかわかりませんが、
お仕事のすべてに、心から感謝を申し上げます。


ドキドキしながら到着した朝、すでに装飾され始めているウェルカムボードが
真っ先に目に入りました。受付装花も会場も着々と準備が進んでいました。
あんなにも早い時間から…本当にありがとうございました。

朝一番で見せていただいたブーケがとても素敵で、
お伝えしていたイメージが200%で再現されていて、
一気に気持ちが高まりました。

控え室での準備中、先に会場の様子を見たプランナーさんや夫から
口々に「お花がすごいことになっている」と聞かされ、
早く見に行きたくて仕方がありませんでした。

ヘッドドレス用のお花も、たくさんのご用意をどうもありがとうございました。
どれも可愛らしく、メイクさんと「かわいいー!」と盛り上がりました。
せっかくなのでとメイクさんからご提案いただき、
挙式と食事会で2パターンに分けてつけていただきました。

そして支度が終わって会場入りする時、
変貌を遂げたウェルカムボードにまず驚きました…!
まさか、フレームの下の方からあれほど華やかになっているとは…。
今までに見たことのない、彩りと勢いが溢れたウェルカムボードでした。
この時期のお花ではミモザも好きですとお伝えしそびれた…と思っていましたが、
ボードにもドアにも使ってくださっていて、それもとても嬉しかったです。

そして会場に入った時の感想は…なんと言ったらいいのでしょう。
わー!と叫んだことだけ、憶えています。
まさに春満開で、可愛らしく、でも可愛らしすぎず…
曖昧なイメージをとりとめもなくお伝えした、たった1回の打ち合わせで
あれほど完璧に、思い描いていたものをかたちにしてくださるなんて…。
いえ、思い描いていた以上の空間でした。

本番中も、もうずっとこのお花の中で過ごしていたい気持ちでした。
私たちのテーブルの、こちら側にだけ入っていたオレンジのチューリップが
パッと色鮮やかで、本番中とても元気をいただきました。

当日は夫の方が色々な挨拶等のお役目も多く、
朝からカチカチに緊張していましたが、会場の春爛漫なお花で
気持ちが柔らかく明るくなり、緊張が和らいだそうです。

両親に渡したお花も、まさに春の庭という感じで
とても喜んでもらえました。

ボリュームたっぷりでご用意くださった装花は、
ゲストの皆さんが喜んで持って帰ってくれました。
お渡しした時の「わぁ、もらっちゃっていいの?!」という皆さんの笑顔、
岩橋さんにもぜひ見ていただきたかったです。
それぞれのお家に、春を届けてくれていることと思います。

我が家にも少しだけ持ち帰ることができましたので、
ブーケとともに、一部は自分で押し花にしてみたいと思っています。

何から何まで、本当にどうもありがとうございました。


親族だけの小さな会で、披露宴というほど豪華なものにするつもりもなく、
何をどこまでするのか、しないのか、一つ一つ話し合いの連続でした。
スライドショーはやめよう、司会者さんはお願いせず自分たちでやろうか、
いっそ衣装もドレスではなくてもいいのではないか…。
そんな中、お花は一会さんにお願いしたいと夫に切り出すのに
ためらう気持ちもありました(すみません…)。
ですが思い切って、以前から憧れていたお花屋さんがいる、と話したところ、
「ぜひ頼もう。」と二つ返事で決めてくれました。

その後、ドキドキしながら岩橋さんに日程の空きを伺うメールを
お送りしてから本番までの時間は、本当にあっという間でした。

岩橋様をはじめとして、一会の皆様のお仕事ぶりは
プロフェッショナルそのものでした。
ブーケも、装花も、どのお花を見ても満足しかなく、
丁寧で真摯なお仕事に今も心が温かく、胸がいっぱいです。
私たちも、それぞれの仕事で、お客様にそう思っていただけるような
プロフェッショナルでありたいねと話しています。


本当に、ありがとうございました。
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たくさんの、もったいないほどのたくさんの言葉。
一会に最初にきてくださった日のこと、
幸せそうに、あたたかに、互いを見つめていらして
御二人のことを、思い出します。

ためらいながら、話してくださった花嫁様。
即座に快諾くださったご新郎様。

そのお二人にこたえることができてよかった。


お写真は、カメラマン門出さんです。
http://www.kansha.me/




御二人にとって、
一生に一日のその大切な日。

そこに精魂尽くして仕事をします。


と、ただ書くだけなら、

何て簡単なんだろう。

赤の他人なのに、一会にと花を頼んでくださったお二人のために
できることは、精一杯の誠意を差し出すこと。

たとえば自分にとって大切な人が、
結婚式とか、大手術とか、
その人の人生の岐路にたつような一日に、
その仕事をする人たちが、
嫌だ、疲れた、という状態で、仕事をされたら悲しい。

自分にとって、たしかに赤の他人だけど、
その赤の他人である自分に、
一生に一度という大事な一日を頼んでくださったお二人は、
既に、自分にはとても大事な人たちです。


一生に一度。という言葉は、
なんて軽くて、
そしてなんて重いんだろう。


気に入ってもらえてよかったと書くことは、
毎度のようでいて、なんて難しいんだろう。


毎日、まいにち、本当にいろんなことがあります。


でも今日、今、できることの全部。
万全を尽くすことを、約束します。
それしかできないので。

では皆様今日もおつかれさまでした。


*この記事は旧ブログから移したものです。
(2017年6月投稿)

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