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卒花嫁様レポ クラッチブーケ ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル様へ バラのいおり


ヨコハマグランドインターコンチネンタル様へ。


薄い紅茶色のバラは、「いおり」といいます。
奥にひそんでいるのは「リーズン」。

紅茶色のバラで、
できればバラの花は小さめで、
できれば花の芯が目立たないバラで、
かつ、バラらしい形のバラはあまり全面に出ないように・・・

というリクエストでした。


元々バラは今ひとつのこの時期、この猛暑。
ただでさえ紅茶のバラは、バラの中でも弱く、そして開きやすい。
それも踏まえて、ややつぼみ多めで構成。

花にこだわりの花嫁様の、
お気持ちに答えられていたらなあと思います。
*翌々日に、花嫁様からお礼のメールとお写真をいただき
追記します。


・・・・・・・・・・・
小ぶりだけど華やかで、でも奇抜なわけではなくて
上品な色合いで理想的なブーケでした。

そして、青色に差し込んでくださった紫陽花、
実は披露宴のウェルカムボードに使った花材が
ドライフラワーの青い紫陽花でして、
そのことはお伝えしていなかったよなあ…と、
母と一緒に感動してしまいました。

先日のメールではいおりが難しいかも、
とのお話でしたが、小ぶりでかわいいいおりが沢山いて、
なんとか集めてくださったのだなと…本当にありがとうございました。

私の好きな目立ちすぎない、
でも清涼感のあるグリーン(ピョンピョン飛び出る葉っぱ!)と、
真ん中のモニャモニャがないお花達。

披露宴が終わる最後の最後まで、
暑い中みんな頑張って私を支えてくれました。

そして、あんなにかわいいブートニア、初めて見ました…!!
新郎に「いいなあ、いいなあ」とずっと言っていました。
最高に彼に似合っていました。

ブーケの後処理をどうしようか悩みましたが、
私の好みの問題で「生花は生花として」と思い、
一日を乗り越えて残ってくれた子たちを花瓶に生けました。
まだもう少し、一緒に余韻を楽しんでもらえそうです。

これから花屋さんで紅茶色のバラを見かけるたび、
岩橋さまに作って頂いたブーケを思い出すだろうと思います。



私自身、ブーケをどこにお願いするか悩む中で決断の一助になったのは、
ブログに掲載された一会さんの花嫁さんの体験談だったので、
どなたかのお役に立てれば嬉しいなと…。
・・・・・・・・・・
そうおっしゃってくださいました。




一会のプリザーブドレッスンにもご参加くださいました。
結婚式間際には疲労もあり、
そんな花嫁様を励ませる花になれたらなあ。

最後の仕上げに、ブーケに霧吹きをしつつ
「おまえら頑張れ!
いってこーい!」
と、我知らず声に出しつつ、
さらに乾燥防止のスプレーをがっつりかけて、
梱包。
クラッチブーケは少しでもちゃんと長持ちするように、
薬剤だけで5種類くらい使っています。



そして猛暑対策、
特大の保冷バッグ。

この時期は、市場から仕入れた花を持ち帰る30分の間でさえも、
弱い花は全部、茎を水につけたまま運びます。
日陰を選んで駐車したり、
花を入れてるときは両側の窓を少しあけたり、
ささやかかつ地味な抵抗をしております。


でも
どうか少し、暑さが和らぎますように。


では皆様今日もほんとうにおつかれさまでした!

*この記事は旧ブログから移したものです。
(2018年7月投稿)

-レッスン案内
https://www.flower-ichie.com/lesson

-お問い合わせ公式LINE
LINE @ichie87   https://lin.ee/6T12iK8