卒花嫁様レポ　シェアブーケ シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルさまへ 結婚式の手作りの花と、雪

今日、東京は雪の予報。

前日の昨日の昼から何度も何度も天気予報を見直し、
なんかもう胃が痛いとか心臓に悪いというか
心配のあまり、
メマイと吐き気と、気持ち悪くなるくらい。

装花の仕事もあったので、近くまで車でいって、
花をいれたまま駐車しておこうか。
でもそれだと花が凍るかも？

タイヤのチェーンを備えて、
関係各所に電話をかけて、
打てるだけの手をうって、

ついにこちらの花嫁様には
「どうしようもなかったら
電車でいきます、
その場合はまずはブーケを運んで、
このお預かりしているフォトフレームは
もう一度、披露宴までに浦安まで往復します」
と覚悟を決めてメールを打ち、

しかし電車で運ぶようとなると
梱包に４０分はかかる。

京葉線も止まるかも？

となると
アトリエに来るのは５時？いや４時？いや３時？

じゃあもういっそ、今日は
事務所に泊まり込みしよう。

と、腹をくくったら、
一気に楽になりました。

こういう時、
独立してて良かったな、とつくづく思う。

これが会社勤めだったら、
いろんなしがらみや気遣いも必要で、
第一、独断では決められない。

花のために、
作業の段取りのために、
つまりは
純粋にお客さんのことを考えて、
決断がくだせる。

それはすごく、有難いことです。

一番いい、と思った道を迷わずに選べること。
大変だけど、余計なストレスはない。
大好きな花嫁さんのために、迷わず最善を尽くせること。


って、くそ真面目にやってたら
全然儲からないけど、
ボーナスとかもちろんないけどさ、
とりあえずおいらは自由だぜ！！！
ヤッホー！
（壊れかけ）

結局、紆余曲折を経て、泊まり込みはしなくてすんだのですが、

はたでその壊れかけの様子を見てた
アシスタントさんが、
自宅から２時間かけてスタッドレスタイヤの自家用車で
きてくれるという対策を出してくれます。

また、別のアシスタントさんが
二つ返事で手伝いにきてくれるといいます。


いろんな人に頭があがりません。


お届けしたアシスタントさんが言うには
花嫁さんは凄く凄く喜んでくれたそうで、
本当によかった、嬉しかった。
本当に安心した、

と、何度繰り返してもきっと、
誰にも伝わらないでしょう。

その一言がどんなに自分に、嬉しかったか。

ありがとうございました。

では皆様今日もおつかれさまでした。




って、やっとブログを巻き戻したぜ！
やればできるんだぜ！
(壊れかけの最後のほう）
（もう週末の雪予報はこれで最後にしてほしいよう）
（身が持たねえ・・・）