卒花嫁様レポ ふたつのシャワーブーケ アルカンシェル名古屋の花嫁様から プリザーブドフラワーで
ある日、1通の封書がポストの暗がりに落ちていて、
2022年12月の挙式の卒花嫁様からの、お手紙でした。
挙式の白いドレスにミックスカラーを、
お色直しの水色のドレスに、白とブルーのブーケを。
プリザーブドフラワーで作らせていただきました。
。。。。。。。。
私の思いを優しく聞いてくださり、
すべてかたちにして叶えてくださり、
本当にありがとうございました。
とっても可愛くてみているだけで幸せな気持ちになるブーケを持って、一生に一度の特別な1日を過ごすことができて本当によかったです。
お花が大好きな母も素敵なブーケをみてすごく喜んでくれていたので、
私も嬉しかったです。 今は実家に大切に飾っています。
作っていただいたブートニアもとっても素敵で、
小さい中に可愛さがギュッとつまっていて、
私のアパートに飾っていつも眺めています。
。。。。。。。
ブーケじゃなくて、「岩橋さんのブーケ」、と書いてくれているのに気づいて、じーんとして、立ちすくむ。
自分が一会で作りたいのは、
ただの花じゃなくてただのブーケじゃなくて、
それは、たまたま、花の形をしているけれど、花じゃなくて。
花嫁様が結婚する覚悟を、花という形にしたもの。
それがブーケだと思って作る。
名古屋の花嫁様だから結局最後まで直接お会いしたこともなく、
LINEのビデオ通話で1時間、
打ち合わせカウンセリングを、一度だけ。
それで花嫁様の理想を全部聞き取って、
フルオーダーで作るブーケの正解は、花嫁様の中にしかないから、
何度も何度も、少しずつ花嫁様の理想のブーケになれるように、
微調整していきます。
ブーケを二つ並べて撮って、お送りした仮組の写真。
どちらもプリザーブドフラワーで、どちらもシャワーブーケ、
そして花も共通して、花嫁様の好きな丸いバラや星形のお花を使っているので、
色あいで雰囲気を最大限変えられるように尽力しました。
喜んでいただけて、よかったです。
数ヶ月たってからわざわざ、
こんなに丁寧なお手紙をいただいて、こんな作り手冥利はありません。
そうだ、こういう仕事をしたいんだ。
とまた原点に立ち返る気がします。
日々迷うことばかりだけど、花嫁様の声をいただくたび、
いつも最初に立ち返らせてもらえる。
では今日もお疲れ様でした。
ありがとうございました。