4月の装花
結婚式は春だど可愛らしい雰囲気は苦手、という人におすすめの
春のニュアンスカラー。
セピアピンクや紅茶色のような、くすんだ色合わせでも
挿し色に春の緑をきかせたり、草花をアクセントに加えることで
ちょっとけだるいような、春の午餐の雰囲気を。
季節の装花
右 ミモザと水仙の明るい黄色が皆さまを出迎える階段装花。
自由が丘にある一軒家のフレンチレストラン、
ここがゲストが最初に目にするアプローチになります。
時期は2月末。
まだ空気の冷たい中、ぱっと輝くミモザイエローは
最初のおもてなしです。
実はこの時期は春の花がたくさん出回ります。
チューリップもスイートピーも実は2月が一番おすすめです。
中央 誰からも愛されるピンクは装花やブーケでも一年を通じて人気色ですが、
とりわけ甘い、淡い桜色は春ならでは。
バラもしっかりと長持ちしてくれます。
左 早春の庭先を再現したかのようなナチュラルな草花の装花。
春の装花
装花で季節感を出したい場合のポイントは大別してふたつ。
1花の種類
2花の色合い
1花の種類
旬の花は、きれいでかつ比較的安価。野菜や魚と同じで、
季節の花材を使うことでボリュームアップにつながります。
ただし気を付けたいのは、花の市場では
常に季節を先取りしていること、
ここはファッションと似ています。
春の花の代表格、チューリップやスイートピーは実は春先の2月がピーク。
4月には入荷が激減します。
人気の花スズランや芍薬は、旬は初夏。
夏や秋の入手はぐんと難しくなります。
2花の色合い その季節を思わせる色を選ぶ
春なら甘いピンクや黄色。
誰しもうなづく色合いは、やはり桜や菜の花からの発想でしょうか。
夏ならブルーやグリーン、
秋は紅葉やニュアンスカラー、
冬なら白、逆にクリスマスの赤。
誰もが持つそんな色のイメージを、
活用することも一案です。
ミモザイエローの階段装花 2月28日 ラビュットボワゼ
桜色のメイン装花 シェ松尾
春先の庭の装花
春の装花4月
